CBD市場とコロナ禍での需要の拡大

CBD市場とコロナ禍での需要の拡大

既に北米を中心に、ヨーロッパなどでも毎年市場が拡大しているCBD。その市場と売り上げは毎年右肩上がりで伸びており、メジャーだったオイルやVAPEタイプのCBD商品のみならず、CBDコスメやCBDビールなどの飲料、CBDの繊維が含まれた衣類など様々な分野に進出していますね。

今回のオリンピックからCBD成分が規制対象から除外されたり、ますます認知や安全性が広まり市場が拡大される見込みがあるCBD。

心と体の健康を整えてくれるバランシングサプリメントであるCBDは主にストレスの緩和、リラックス効果などが期待できる麻から抽出した天然成分です。

現代の変化目まぐるしい社会やコロナ禍で何かとストレスを受けざるを得ない環境において、CBDは私たちの生活を支えてくれる救世主になることに間違い無いでしょう。

ただ麻や大麻からイメージする印象は、その国の歴史や文化、規制によって認識が全く異なることからCBDの普及するスピードは国によって様々です。

 今回は世界各国におけるCBD事情と市場について紹介していきます。

 

※CBDとは

CBDとは、ヘンプ(麻)に含まれる成分カンナビジオールの略称で、ストレスの緩和や不安の軽減や精神疾患などに有効と言われています。依存性や精神活性作用のあるTHC(テトラヒドロカンナビノール)とは異なり、CBDの安全性と有効性については世界保健機関(WHO)、日本で厚生労働省も認めています。

欧米のCBD市場

現在CBD関連のビジネスは“グリーンラッシュ”と呼ばれ、主に米国で驚異的なスピードで成長を続けています。もちろんアメリカがCBD消費1位であり、米国調査会社ジェネシス・マーケット・インサイツ(Genesis Market Insights)のデータによれば、2017年約1兆9000億円だった世界のCBD市場が、23年には約6兆6000億円に伸びるとも予想されているほどの勢い。

 

2019年1月の全米の調査によると、過去24ヶ月間にCBDを試したアメリカ人は6,400万人にもおよび米国の人々の4分の1以上がCBDを試していることになります。そのうち7人に1人が毎日使用していると答えています。

アメリカ人のあらゆる年齢層がCBD製品を使用しています。特に20代の若者に最も人気があり、40%の人がCBDを試したことがあると答えています。一方で60歳以上の人でも15%の人がCBDを試したことがあると答えています。

またアメリカでは、CBDをスーパー気軽にいつでも購入できるほど身近な存在になっているんです。

日本のCBD市場

『大麻』というハードルがもともと低い欧米に対して、文化の異なる日本で簡単に受け入れることが難しい段階です。

ただ日本でもかなり話題になってきており、CBD専門店やカフェがオープンしたり、CBDメーカーがVC(ベンチャーキャピタル)から資金調達を行ったり、雑誌や通販サイトをはじめ、YOUTUBEなど、様々なメディアでCBDを見かけるようになりましたよね。

2020年は日本におけるCBD(カンナビジオール)元年ともいわれていることに加えてデータから見てもここ数年で日本のCBD市場が右肩上がりであることも事実のため今後さらなる市場拡大に期待できそうです。

しかし国内の規制や、日本人がイメージする大麻への認識の観点から、他国と比べると市場規模はまだ小さいのが現状です。

コロナ時代とCBD

 

現在新型コロナウイルスに対抗するため、大変必要なことはとにかく”免疫力を高める”ことだと専門家たちは発表しています。自粛や制限される日々でストレスは溜まり、家族間でのトラブルや、体力、免疫力が下がり、コロナにもかかりやすくなるという悪循環になりやすくなることが十分に考えられます。

また膨大な情報やSNSに触れ毎日過ごす私たちは無意識にストレスや疲れをためてしまうことも多いです。

CBDにはリラックス効果はもちろん、幸福感、高揚感、リラックス効果や記憶力増進の作用から、私たちが今この時代を生きていくうえでで必要不可欠な存在になります。

 また新型コロナウイルスによるパンデミックは、ウェルネス市場の拡大を後押し、特にアメリカではコロナ以前からメンタルヘルスの意識が高まっています。

ーガニックでヴィーガンであるCBD事業は席巻し、現在も成長を続けている。

 

 まとめ

コロナ禍におけるストレスや日本社会の慌ただしい日常に、CBD製品のヘルス&ウェルネスの効能を届ければ、生活を改善し体と心のを健康を後押しできます。今後ますますCBDがたくさんの人々にとって寄り添うものになるに期待します。

  


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