一方で、お酒・アルコールが好きな方でCBDに興味がある方は、アルコールとCBDを併用・一緒に飲んでも大丈夫なのか気になると思います。
本来CBDは基本的に脂溶性であり、水には溶けないのですが、ナノCBDといった水溶性のCBDであれば水に溶けるため、アルコール飲料に入れて飲むことができます。
ストレス緩和の為にCBDを摂取しながらお酒を楽しみたいという人も多いのではないでしょうか。
最初に結論をお伝えすると、CBDはアルコール・お酒と一緒に飲んでも問題ありません。
今回はそんなCBDとアルコールにおける、健康に悪影響を及ぼす可能性がないのかについて、信頼性の高いシステマティック・レビューをエビデンスとしてご紹介します。
また、CBDに期待されるお酒やアルコールに関する効果や、CBD入りのお酒・アルコール飲料についてのご紹介をします。
アルコールとCBDが相性がいい?
康的な面での被害は今のところ報告されておらず、これまでの研究でも特に問題点は発見されませんでした。
本来CBDは基本的に脂溶性であり、水には溶けないのですが、ナノCBDといった水溶性のCBDであれば水に溶けるため、アルコール飲料に入れて飲むことができます。
また、アルコールとCBDは似たような作用をもたらすため、上手に利用すれば相乗効果も期待できるんです。
リラックス効果を実感した人が多いようで、海外ではCBDカクテルやCBDビールなども販売されているくらいなので、イメージとは裏腹に両者の相性はとても良いんです。
ただし、CBDにも製品毎に定められた摂取量がありますし、アルコールも取り過ぎは健康を害する原因になりますので、摂取量には充分気をつけましょう。
二日酔いにはCBD?
1. そもそもなぜ二日酔いになるのか
摂取したお酒(アルコール)は肝臓で分解されます。分解されてできるアセトアルデヒドという有害物質が悪さをして二日酔いを引き起こしているのです。
アルコール摂取量が多いと、肝臓がうまく機能しないことからその毒性によって胸やけ、吐き気、動悸、頭痛、胃もたれなど二日酔いの症状を引き起こします。
米国の研究において、CBDは一般的な二日酔いの症状と原因に対処するとされています。その研究によると、
元々CBDには、消化器系の問題、うつ病、発作、炎症、過敏性腸症候群、腎臓病、肝疾患、片頭痛、気分障害、乗り物酔い、吐き気、外傷性脳損傷などを改善する効果があると言われています。
またCBDは、強力な抗酸化物質でもあるため、脱水、頭痛、吐き気や嘔吐、疲労、めまいにも効果的であるため、二日酔いにも効果を発揮するとされています。
CBDの摂取タイミングは、アルコールを飲む前にCBDを摂取すると、血流に吸収されるアルコールの量が現象し、二日酔いの症状を未然に防ぐことができるようです。
むしろCBDとアルコールを併用した場合、アルコールだけを摂取した時よりも、血中アルコール濃度を有意に低かったそうです。
CBDはアルコールによる中毒を増加させることもなく、CBDはアルコールと同時に消費しても突然精神活性になることもありません。
アルコールとCBDの同時消費しても強く酔わせることもなく、むしろ血中アルコール濃度を減少させる結果となり、CBDはアルコールと併用しても科学的には害がないとされています。
お酒とCBDの相乗効果
アルコール依存症の治療として期待
アルコール依存症の治療としてもCBDは期待されています。
3件以外にも論文は多く発表されていますが、ヒトを対象とした論文はまだ少ないというのが現状であるため、これからより多くの研究が必要ではありますが、げっ歯類を始めとして動物実験は多くなされており、少しずつヒトを対象とした研究も増えていっているので、今後信頼度の高い研究がどんどんされていくと思います。
また、CBDは乱用の可能性がないことから考えると、アルコール依存に対しての治療としてはかなり期待は持てると言えます。
CBDが脳細胞の保護をする
お酒を飲み過ぎ、血中アルコール濃度が高くなると、脳細胞にダメージを及ぼします。
CBDやカンナビノイドには、神経保護作用があり、脳の健康に役立ちます。
お酒を飲み過ぎてしまい、将来の脳萎縮・認知症が心配という方は積極的にCBDについて試してみても良いかもしれません。
アルコール血中濃度をCBDが下げる
二日酔い対策、アルコール依存の治療、神経保護に加え、CBDは血中アルコール濃度を下げる効果があるとも言われています。
つまり、アルコール血中濃度をCBDが下げるので、お酒・アルコールとCBDの相性は良いと言えるかもしれません。
CBD入りビールはどこで飲める?
日本で楽しめるCBDビールやCBD入りアルコール飲料をご紹介します。
CBDビールは多くの種類が世界中で販売されています。日本でも、静岡県にあるクラフトビール醸造所がCBDクラフトビールを最近発売しており、今後も多くのCBDビールが発売されそうです。
また、CBDが入ったワインやカクテルもいくつか発売のプレスリリースを見たことがあります。